化粧品輸入において頼りになるパートナー
輸入化粧品の販売を成功させるためには、消費者のニーズに合った海外化粧品を見付け、仕入れのためのネットワークを構築しなければなりません。しかし自社のみの力で化粧品輸入ビジネスを軌道に乗せることは、余程の大手でなければなかなか困難です。そのような時に頼りになるパートナーが化粧品輸入代行業者です。
仕入れネットワークの構築
化粧品のグローバル化に伴って世界各国の化粧品相互輸入率は年々高まっており、日本で販売される輸入化粧品のシェアも拡大しつづけています。メジャーな商品に限らず、消費者の特定ニーズに応えたニッチな分野の化粧品も現在は大きな注目を集めるようになっています。消費者の趣向に合った海外化粧品を調達し仕入れることの出来るネットワークを構築することが、輸入化粧品ビジネスを成功させるために必要とされる最も大切なポイントと言えるでしょう。
スピーディーな事業展開
化粧品を輸入しようとする際には薬事法に基づいた化粧品製造販売業の許可が必要となりますが、自社が許可を得ていなくても化粧品輸入代行業者が輸入元として薬事法に則った申請や通関手続きをしてくれます。化粧品輸入代行業者をパートナーとすることによって、煩雑な薬事申請をする必要が無くなりスピーディーな事業展開が可能となるのです。余計な人件費も掛かりません。但し製品への表示は輸入代行業者との連名となります。
交渉力と細かなサービス
提携する化粧品輸入代行業者を選択するポイントの1つが、その業者の持つ交渉力です。国際的な物流網を構築するには、ゼロベースから仕入れネットワークを立ち上げることの出来る経験に裏打ちされた交渉能力が必要とされます。実績を持つ代行業者なら安心です。また細かなサービスに対応してくれるかどうかも焦点です。在庫リスクを軽減するための小ロットに対応してくれたり、他の輸入代行業者が取り扱ってくれなかった商品に対応してくれる業者がお勧めです。
輸入化粧品のシェア拡大に伴って、化粧品輸入代行を手掛ける業者の数も増えています。製造(OEM)をメインとする業者、物量をメインとする業者、分析をメインとする業者など、化粧品輸入代行業者によって力を入れている分野が異なるケースがあります。提携する業者は、自社の目的に合ったタイプかどうか見極めるようにしましょう。