5W1Hの重要性
オリジナル化粧品をヒットさせるには、入念な市場調査が不可欠です。化粧品の流行はすぐに変化します。そのためマーケティングリサーチには惜しまず人員とコストを割くようにしなければなりません。商品の開発・製造は信頼できるOEM業者に依頼するのがベストです。その際に商品のコンセプトを伝える必要がありますが、最初の段階から細部まで詰める必要は無いでしょう。大切なのは市場に提供したい化粧品のイメージをキチンと持っていることです。そのために重要なのが5W1H(誰が・いつ・どこで・何を・何のために・どのように)です。その時々の消費者が望む商品こそが、ヒット商品になります。消費者の要望を5W1Hで分析し、オリジナル化粧品のイメージを立ち上げるようにしましょう。
オリジナル化粧品を販売する方法
オリジナル化粧品を販売する方法は大きく分けて3つあります。自社で製造する方法、海外から日本未販売の化粧品を輸入する方法、そしてOEM(受託製造)業者に依頼する方法です。自社で製造するためには自前の工場を所有する必要があるため、殆どの小売り業者はOEMか輸入のどちらかの方法を採ります。どちらの方法がヒット商品を生みやすいかは難しい問題です。輸入化粧品は海外で売れている実績がありますが、日本人の好みに合うかどうか分かりませんし、化粧品の中に日本で使えない成分が入っているケースもあります。OEMに依頼する場合は自社の企画が市場の要望に合致するかが勝負になります。概して海外輸入よりOEM依頼のほうが手間が容易でリスクは低いと言えるでしょう。
化粧品販売におけるOEM依頼と海外輸入、どちらがヒット商品を生みやすいかは一概には言えませんが、自社の販売したい商品のコンセプトを見つめ直すことが大切です。化粧品の輸入代行を行っているOEM業者もあるため、どちらの手段を選択してみるか相談してみるのも良いでしょう。