輸入代行はいくらかかるの?

化粧品輸入代行とは、海外の化粧品を輸入する際に必要な手続きなどを行ってくれるサービスです。輸入販売によって日本にはない魅力的な商品が扱われるようになりました。気になる化粧品の輸入代行に掛かる費用は、成分検査・登録などに関わるイニシャルコスト(初期費用)と、輸入通関・物流費用(税金を含む)に分けられます。輸入代行業者によってそれぞれ規定は変わりますが、ここでは費用についてご紹介します。

イニシャルコスト(初期費用)と成分分析費用

初めて輸入代行業者に依頼する際は大体初期費用が発生します。初期費用は企業によって様々です。次に製品のフォーミュラ(処方)が日本の薬事法で定められた化粧品基準に合致するか、調査する必要があります。調査結果が、基準を満たしている商品であった場合は、実際の製品がフォーミュラに記された通りの成分で作られているかどうかを検査します。これが成分分析費用に当たります。

商品名登録代行費用

日本に輸入が決まった際には、商品名を登録する必要があります。また、化粧品の輸入販売に際しては、 ①厚生省医薬品機構へ「化粧品外国届」 ②東京都庁に「化粧品製造販売届書」 ③関東信越厚生局に「輸入届」、以下3ヶ所への届出が義務づけられております。 届出に際しては1機関事に手数料が発生するケースもあれば、まとめて金額を請求するパターンと2通りあります。また、輸入する商品の量によって割引されるケースもある様です。

輸入通関費用・各種手数料・税金など

最後は商品が輸入する際の各種手数料や、税金、運送費用などが掛かります。まず関税ですが、化粧品は0円なので心配ありません。次に輸入通関料です。輸入通関料は通関業法基本通達で最高額が決定されています。輸入取扱料も重量に関係なく一律に決めているのが一般的とされています。配送関連のターミナルチャージ、国内輸送料、銀行手数料などは変動があるので、確認しておくと良いでしょう。

● 業者によって費用は変わります。

当たり前ですが、依頼する輸入代行会社によっても費用は大きく変わってきます。また輸入する量や商品自体の重量などでも大きく変化します。輸入代行会社を利用する場合には継続的に輸入したい商品なのか、お試しで輸入したい商品なのかをよく考えた上で、依頼する様にしましょう。会社によってプランがあったりと割引内容も様々です。幾つか代行業者に依頼して見積りを算出して貰った上で比較検討してみてください。